
世界最高峰の写真家集団マグナム・フォト
BRAND STORYマグナムフォトとは

マグナムは、第二次世界大戦終結後の1947年に数多くの著名な写真を撮影した報道写真家ロバート・キャパに加え、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ジョージ・ロジャー、デビッド・シーモアらにより、写真家の権利と⾃由を守り、主張することを⽬的として、フランス パリで設⽴されました。
これまでに100名近くの写真家が所属し、地球上の様々な出来事や日常生活、動植物の様子、自然風景などを独自の視点で撮影してきました。数多くの作品が、その芸術性の高さから写真史に残る名作としてギャラリーや美術館などに収められています。
現在もドキュメンタリーはもちろんのこと、広告、ファッション、ワークショップ、アートなど多岐にわたる分野でグローバルな活動を続けています。
PHOTOGRAPHERSマグナムフォトの主なメンバー(写真家)
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Robert Capa
出身地:ハンガリー ブダペスト 生没:1913年〜1954年
ロバート・キャパ1913年、ハンガリーのブダペストに生まれる。スペイン内戦中に撮影した「崩れ落ちる兵士」の一枚で、世界的に有名な写真家として評価を受ける。第二次世界大戦中は米雑誌「LIFE」の特派員としてヨーロッパ戦線の重要な場面を記録する。1947年、マグナムを設立。1954年、撮影で訪れたインドシナにて地雷を踏み死亡。
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Henri Cartier-Bresson
出身地:フランス シャンテルー・アン・ブリ 生没:1908年〜2004年
アンリ・カルティエ=ブレッソン1947年、キャパらとともにマグナムを設立。絵画や映画への造詣も深く、愛機ライカでスナップ写真を数多く撮影し、その芸術性が高く評価されている。1952年に写真集「決定的瞬間」を発表し、世界中の写真家に大きな影響を与えた。1999年には写真展「ランドスケープ/二度とない風景」を東京で開催。
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Elliott Erwitt
出身地:フランス パリ 生没:1928年〜
エリオット・アーウィット11歳の時アメリカに移住。1949年、ニューヨークで写真家として本格的に活動を開始。1953年、25歳の若さで当時世界的な写真家であったロバート・キャパに推薦されマグナムに参加する。ユーモアと人間味にあふれた作品は世界中で人気を博し、日本においても数多くの個展が開催されている。
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Hiroji Kubota
出身地:日本 東京 生没:1939年〜
久保田 博二早稲田大学政経学部を卒業後、写真家を志し渡米。1965年、マグナムに参画。唯一の日本人正会員である。返還前の沖縄やベトナムのサイゴン陥落、北朝鮮、中国全省、アメリカ全州などアジア、アメリカを中心に精力的な取材活動を行った。日本国内の取材も数多くを行い、2005年に写真集「JAPAN」を出版した。
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Jonas Bendiksen
出身地:ノルウェー 生没:1977年〜
ジョナス・ベンディクセン2004年よりマグナムに参画、2008年に正会員となる。旧ソビエト連邦内の辺境で暮らす人々の生活を取材し、2006年に写真集「Satellites」を出版し、注目を集める。現在はナショナルジオグラフィックなどの著名雑誌に作品を発表し、キヤノンや富士フイルムなどの広告プロジェクトも数多く手掛ける。
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Dennis Stock
出身地:アメリカ合衆国 ニューヨーク 生没:1928年〜2010年
デニス・ストック1951年、米雑誌「LIFE」の新人写真家コンテストで最優秀賞受賞後、同年にマグナムに参画。ジェームズ・ディーン、オードリー・ヘップバーンなど数多くのハリウッドスターを撮影。1960年代後半には、カリフォルニアでヒッピームーブメントを取材。テレビや映画の脚本家、監督、プロデューサーとしても活躍した。
WORKSマグナムフォトの主な活用事例
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写真家ゲオルギィ・ピンカソフが捉えた都営交通
クライアント:東京都交通局
(企業タイアップ撮影プロジェクト)都営交通が展開するPROJECT TOEIにゲオルギィ・ピンカソフら三名の写真家が参画し、都営交通の「現場」を撮影。「すべての『今日』のために。」をテーマに写真家が自らの感性で都営交通とともにある東京の日常生活や街の風景を描き出しました。
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ユニセフの活動を写真家の視点で世界に伝える
クライアント:国際連合児童基金
(非営利組織の調査取材プロジェクト)国際連合児童基金(略称:UNICEF/ユニセフ)のモザンビークでの活動を発信するために6人の写真家が写真、動画、エッセイなどを通して取材を行いました。ユニセフの子どもの命や権利を守る活動を中心にその使命を世界に広めることに貢献しました。
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NASA観測隊の同行写真が「TIME」誌の表紙に
クライアント:米国ニュース雑誌「TIME」
(ドキュメンタリー取材のストックフォト利用)写真家パオロ・ペレグリンはNASAの南極観測飛行に同行取材を行い、空からありのままの南極を撮影しました。その後、米雑誌「TIME」誌の気候変動を取り上げた号の表紙に使用され、多くの人の関心を集めました。
CONTACTお問合せ
アフロはマグナムメンバーの作品利用や撮影手配などに充実のサポート体制でお応えいたします。
作品は写真・動画検索サイト www.aflo.com で無料で検索・閲覧をしていただけます。そして、経験豊富なフォトコーディネーターがお客様の企画やプロジェクトに最適な作品の提案、広告への使⽤や商品化に向けた各種権利の使用許諾の取得、条件交渉等のサポートを随時承っております。
また、撮影や写真展、その他マグナムに関するあらゆるご相談に専門スタッフが丁寧に対応させていただきます。フォトグラファーとの連絡には英語、フランス語、イタリア語、中国語など多言語対応が可能なスタッフが揃っておりますので安心してお任せください。
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CONTENTS SEARCHキーワードで読み解くマグナムフォト
アフロのエディターがマグナムの特徴を捉え、作品検索に役立つキーワードをリストアップしました。出版報道、広告制作や商品企画など幅広くご利用ください。
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3.11
東日本大震災
発生当時からその後の被災地の様子
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Japan
日本
独自の視点でとらえた日本の姿
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Celebrity
セレブリティ
著名人の様々な表情を美しく表現
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Animal
動物
広告制作でも活きる動物の表情
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Friendship
友情
時代を超えて共感を生む人々の絆
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Humor
ユーモア
幸せを運ぶ作品は商品企画にも
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Window
窓
窓が生み出すストーリーに注目
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Copy Space
コピースペース
余白が語る作品は余白で語る表現に